『銃後の縄』
第二次世界大戦末期、従軍した兄の妻に憧れを抱く、義弟。
いけない背徳関係が二人を燃えさせる。夫が帰るかもしれない
という、不安が裏切りの情念に火をつけるそしてついに妻は
夫に教え込まれた責めの味を義弟に求めていくのだった・・・ 。
『責め縄』
責めれば責めるほどイヤらしくなってくる女がいる。縄をかけた
だけで縄酔いが始まり、エロスの空間に身を投げてくる。腰を
突き出して、指に反応し、喘ぎ声はすすり泣きに変わる。
これは淫夢なんだと自らに言い聞かせることで貞淑な妻という
立場をかなぐり捨てて淫乱になりきるのであろう。
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